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皮膚科(非常勤)

皮膚科(非常勤)

有川 佳代 先生

診療時間・休診日非常勤医師の紹介

標準的な治療に加えて、尋常性イボ、水イボに痛みの少ない治療や、巻き爪のワイヤー治療なども行っています。

小さなお子さんからご年配の方まで、また女性ならではの皮膚の悩みもどうぞお気軽にご相談ください。


診療内容

皮膚の症状全般(かゆい・痛い・赤み・ぶつぶつ・かさかさ・水ぶくれ・膿(うみ)・毛が抜ける・爪の異常・皮膚の色の異常など)を診療します。

対象疾患

湿疹・皮膚炎
(アトピー性皮膚炎、かぶれ、手湿疹(手あれ)、乾燥性の湿疹、脂漏性皮膚炎(フケ症)など)
じんましん、薬疹、水疱症、掌せき膿疱症、乾癬
細菌感染症(とびひ、丹毒など)
ウィルス感染症(単純ヘルペス、帯状ヘルペス、尋常性イボ、水イボなど)
真菌感染症(足水虫、爪水虫、いんきんたむし、カンジダ症など)
虫さされ、シラミ症、カイセン、にきび、あせも、脱毛症、爪囲炎、巻き爪
皮膚腫瘍(ほくろ、老人性いぼ、粉瘤、皮膚がんなど)
うおのめ、たこ、創傷、やけど、じょく瘡(床ずれ)
その他、皮膚の症状全般
(かゆい・痛い・赤み・ぶつぶつ・かさかさ・水ぶくれ・膿(うみ)・毛が抜ける・爪の異常・皮膚の色の異常など)

手術・検査

皮膚生検 より正確な診断をするために、必要に応じて皮膚病変の一部(米粒大程度)を切り取って顕微鏡で詳しく調べる病理組織検査を行います。
日帰り手術
(予約制)
ほくろや粉瘤などの皮膚の小腫瘍を局所麻酔下で切除し、病理組織検査を行います。
初診時に手術の説明、術前の採血、手術の予約を行っており、初診当日の手術はお受けできませんのでご注意下さい。
手術翌日から、ご自宅でのシャワーは可能です。
抜糸は手術から約1週間後(5日~2週間後)に行います。
抜糸後、傷痕が伸びて幅の広い瘢痕にならないように、3~6か月は傷口をテープで保護することをおすすめしています。
パッチテスト
(予約制)
パッチテストは、かぶれ(アレルギー性接触皮膚炎)の原因を調べる検査です。
初診時にパッチテストの予約を行います。
検査当日までに原因として疑われる物質(化粧品、目薬、塗り薬など)をご持参下さい。

<パッチテストの方法>

1. 原因として疑われる物質を専用のシールにつけて、背中や腕の内側に貼ります。シールを貼った部位は濡らすことができないため、1回目の判定まで入浴したり運動して汗をかいたりしないで下さい。

2. 2日後にシールをはがし、1回目の判定(48時間後)を行います。

3. その翌日に2回目の判定(72時間後)を行います。

4. 1週間後に3回目の判定を行います。

5. 陽性の場合、シールを貼った部位にかゆみ、赤み、ぶつぶつ、水ぶくれなどの反応が出ます。

問診票ダウンロード

以下より問診票をダウンロード・プリントアウトして、あらかじめ記入いただいたものをお持ちいただけるとスムーズです。

皮膚科(非常勤)問診票

保健適用外(自費)

(税抜価格)

【ハイドロキノン】 ハイドロキノンジェル 8g 3,000円
  25g 8,000円
【肝斑】 ビタミンC 3錠分3 30日分 1,200円
トランサミン 3錠分3 30日分 1,200円
【ピールバー】 ハイドロキノール 5,000円
ティートゥリー 2,500円
AHA 2,000円
AHAマイルド 2,000円
【2e】 シャンプー 1,500円
フェイス&ボディ 1,600円
クレンジング 1,800円
洗顔ムース 1,800円
化粧水 2,000円
乳液 2,200円
クリーム 2,500円
【ルビパール】 UVクリーム 2,200円
UVミルク 2,200円
【ワイヤー】 ワイヤー  

豆知識

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

頭、髪の生え際、まゆ毛、鼻の周り、耳の後ろなどの皮脂が多い部位に生じる皮膚炎で、ふけが目立ったり、赤みが出たりします。誘因となるのはマラセチアというカビです。

マラセチアはどんな人の皮膚にもみられますが、皮脂を栄養としますので、あぶら症の人に多いといわれています。

なお、他人にうつることはありません。治療は長期戦となることが多く、炎症に対してステロイド外用剤を使用し、またマラセチアを減少させるために抗真菌剤を使用して症状をコントロールしていきます。

じんましん

強いかゆみとともに、一過性に皮膚が赤く盛り上がり、通常は1日以内に跡形もなく消えますが、1度消えたと思ってもまた出てくるのがじんましんの特徴です。

食物、薬剤、花粉、細菌やウィルス感染、こする刺激、圧迫、汗、温熱、寒冷、ストレスなどが原因として考えられていますが、多くは原因不明です。

食物では魚介類、なかでもエビ、カニ、サバ、イワシ、マグロなどの頻度が高いので注意が必要です。

通常、抗ヒスタミン薬の内服が有効ですが、1か月以上出たりひいたりしている慢性じんましんの場合は、治療に数ヶ月以上かかることがあります。

帯状疱疹

体の左右どちらか一方に痛み・違和感と赤い発疹が出てくるのが特徴です。

湿布を貼った後に発疹に気づいた場合、湿布かぶれと勘違いされていることも多いです。

原因は子供の頃にかかった水ぼうそうのウィルスで、加齢、ストレス、過労などにより体の抵抗力が落ちたときにそのウィルスが再活性化し帯状疱疹として発症します。

年末、年度末、お盆明け、連休明けなどに発症することが多いと言われており、その時期は抵抗力を落とさないように特に気を付けましょう。

また神経痛を残さないためには、抗ウィルス薬による治療をできるだけ早期に開始することが大切です。

紫外線

紫外線は皮膚にさまざまな害を与えます。

日焼けはもちろん、しみやしわなどの光老化、皮膚癌なども後になって出てきます。

紫外線は3月頃から増え始め、6~7月が最も強くなるため、春先からの紫外線対策が大切です。

午前10時から午後2時までは紫外線が強いため、外出時には、できるだけ日傘をさし、帽子、サングラス、長袖シャツ(黒っぽい方がよい)を着用しましょう。

また、肌が露出している部分には2~3時間おきに日焼け止めを塗るようにしましょう。

にきび

思春期はホルモンの影響で皮脂の分泌が増加し、にきびができやすくなります。

大人になっても、ストレスによるホルモンバランスの乱れ、乾燥肌、間違ったスキンケアなど様々な原因でにきびができます。

また女性では生理前ににきびが悪化しやすくなります。

にきびは毛穴のつまりから始まり、炎症を起こして赤いにきびとなり、さらに袋やしこりになって、にきび痕が残ることがあります。

にきび痕を残さないためには早い段階で治すことが大切です。

また、なるべく睡眠や食事を規則正しくし、悪化因子になる習慣(さわるくせ、ほおづえ、顔にかかる髪型など)をやめるようにしましょう。

水虫

水虫はカビの仲間である白癬菌の感染症で、5月から9月ごろまでに急激に増加します。

特に蒸れやすい足は白癬菌の好む場所です。

足の水虫になると、指の間が白くふやけたり、皮がむけたり、小さな水ぶくれができたりします。

またかかとが硬くなるタイプもあります。

症状がないようにみえる皮膚にも菌がいますので、ぬり薬は足の裏全体とゆびの間にまんべんなくぬりましょう。 爪の水虫は爪が白色~黄白色に混濁し分厚くなります。

この場合は飲み薬が必要となります。 家族の方にも水虫の症状がある場合は同時に治療しましょう。

ウィルス性いぼ

乳頭腫ウィルスによる感染症で、体のどの場所にも生じます。

足のうらにできるとウオノメだと思っている人が多いのですが、このいぼは大きくなったり、体の他の場所や他人にうつることがあるため注意が必要です。

ウィルスは皮膚の小さな傷から侵入するため、裸足でいたり、手あれ・さかむけがあったりすると感染しやすくなります。

子供に多いですが、大人にうつらないわけではありません。

治療は主に液体窒素で凍らせる冷凍療法を行っています。

これは多少チリチリとした痛みを伴うので、小さなお子さんや、がまんできない方には他の治療も行っています。

ウオノメ、タコ

皮膚の一番表面にある角質層が異常に厚くなった状態で、ウオノメは皮膚内部に芯のように食い込み、タコは外部に向かって扁平に盛り上がります。

いずれも長期間の圧迫刺激から皮膚を守るための反応性の変化です。

時に細菌感染を起こすことがあり、特に糖尿病の患者さんでは重症化し易いので早めに受診することが必要です。

肥厚した角質を除去すると楽になりますが、再発予防のために自分の足の形にあった靴をはくことが最も大切です。

また、足の変形や歩き方に問題がある場合はテーピングや運動療法なども有効です。

爪の切り方

深爪をきっかけに、爪の周りの炎症を起こすことがよくあります。

特に爪の角を切ると食い込んで炎症を起こしやすくなり、痛みのためさらに爪を切り、また炎症を繰り返すという悪循環を起こします。

当科ではできるだけ爪を切らずにテーピング、ガター法(チューブをはさむ方法)、超弾性ワイヤーによる矯正などを行い、巻き爪や炎症の治療を行っています。

普段の爪の切り方を少し変えてみるだけでも、爪のトラブルは少なくなるでしょう。

■正しい切り方

正しい切り方

■誤った切り方

誤った切り方

参考文献:メディカルレビュー社 フットケア最前線

傷は消毒して乾かしておけばいいと思っていませんか? また、濡らしてはいけないと思っていませんか? 実はその反対で、早く治すためには、

①傷は消毒してはいけない

②傷はどんどん洗ったほうが良い

③傷は乾かしてはいけない

ということが現在の常識となってきています。

① の理由

消毒薬は蛋白質を壊す作用があるため、細菌だけではなく人体の正常な細胞も傷付けます。

また、消毒薬の種類によっては、膿や血液があると殺菌効果がなくなるものもあります。

つまり、殺菌しないどころか人体細胞に悪影響を及ぼすことになるのです。

② の理由

傷の表面や組織内に異物や壊死組織があると、そこに細菌が侵入し感染が起こるというのが、感染の一般的なメカニズムです。

感染を防ぐためには、感染源となる異物や壊死組織を取り除き、水でどんどん洗うことが大切なのです。

③ の理由

傷の表面はジクジクしてきます。このジクジクには細胞の成長や再生を促す「細胞成長因子」が含まれています。傷の表面が乾くと、「細胞成長因子」が作用できません。その結果、傷の治りが遅れ傷痕も残りやすくなります。

最近は、“被覆剤”を用いた湿潤療法が主流になっています。この方法は傷を乾かして治す方法に比べ、痛みも少なく、傷を早くきれいに治すことができます。

もちろん例外もあり、異物や壊死組織がある場合や、動物や人間にかまれた傷などは感染が必ず起こるため、湿潤療法は適しません。

市販の創傷被覆剤(キズパワーパッドTMなど)も医療用で使っている被覆剤(ハイドロコロイド)と同じ効果がありますが、傷の状態によっては悪化する場合もありますので、使用する際には傷の状態をしっかり見極めることが大切です。

手あれ

手のひび割れにカットバンを貼りっぱなしにしている方をよく見かけます。

実はカットバンによって手あれが悪化することをご存知ですか?

濡れたままのカットバンによって皮膚が白くふやけると、皮膚のバリア機能が低下し感染が起こりやすくなります。

また頻回にカットバンを交換すると、接着剤によって皮膚に傷害が起こり、かえって症状が悪化します。

手あれの治療は、

①まず刺激物から手を防御すること。手袋や保湿クリームで手を保護します。

②炎症が強いときにはステロイド外用剤を塗ります。

③ひび割れには、ステロイドテープ剤や皮膚保護シートなどで対応します。

④アレルギーが疑われる時は、原因究明のための皮膚検査(パッチテスト)を行い、アレルギーの原因を除去します。

手あれは薬を塗るだけではなかなか改善しません。

何気なくしている行為が、実は悪化因子のこともありますのでご注意ください。

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